令和6年9月28日に山形県立新庄神室産業高等学校で開催されたメカトロアイディアコンテストに出場してきました。この大会は全国高等学校ロボット競技大会の山形県予選会を兼ねており、上位2チームまでが全国大会の切符を手にします。昨年本校は開校以来6度目の全国大会出場を果たしており、今年も7度目の全国大会に向けて日々ロボット製作並びに練習に勤しんでいました。
競技課題は例年難易度が高く、今年の課題は全国大会が開催される栃木県にちなみ、ぎょうざ・かんぴょう・いちごに見立てたアイテムを回収し、指定の場所へ設置する他、五重の塔に見立てたメガホンを5本重ねたり自動ロボットはいろは坂に見立てた坂を上り降りしながら指定のアイテムを運ぶというような競技です。。
本校のロボットはあらゆるアイテムに対応すべく盛りだくさんの機能を有するロボットです。しかしそれはそれだけ制御や操作が難しく、またトラブルも多くなってしまいます。競技スタート後には順調に得点を重ねましたが、落としてはいけない重要アイテムを落とすという痛恨のミスがありました。その結果リスタートとなってしまいこれまで重ねた得点が一気に0点になってしまいました。最後までこのミスを取り返す事が出来ず、残念ながら全国大会出場を逸してしましました。
ここまで時間をかけて製作したロボットの性能を発揮することなく敗退した選手はショックを隠し切れませんでした。順調に競技を進め、全国大会に出場できる程度まで得点できていただけに1度のミスが全国大会を逃したことを悔やみました。しかし全国大会の目標は次年度の現1・2年次生に期待し、これからはやまがた高校生ロボットコンテストに向けて新たにロボット製作に取り組みたいと思います。