2023年3月16日木曜日

令和4年度の活動をまとめました

 令和4年度の活動

やまがた高校生ロボットコンテスト出場 準優勝

令和4年11月5日(土) 会場:山形ビックウィング

この大会は山形新聞社主催の大会で、県内の工業学科設置校11校が参加しました。廃棄される自動車の部品を必ず使用することがルールで、今年度の課題は『綱引き』です。対戦形式で制限時間内に5本の綱をより多く自陣に引いたチームが勝利します。

本校のチームは予選のタイムレースで、ロボットのスピードを生かし最短の時間で5本を引き切り予選1位で通過しました。その後決勝トーナメントで順調に決勝まで勝ち上がりましたが、決勝の相手チームの強固な守りに綱を引き切れず準優勝となりました。

昨年準優勝だったことから今年こそは優勝をと意気込んで参加した大会でしたが、結果同じく準優勝だったのはとても残念でした。来年こそは悲願の初優勝を目指します。

このコンテストの模様は山形放送(YBC)で放映されました。







全国高等学校ロボット競技大会 出場

令和4年10月16日(日) 会場 青森県武道館

 先のメカトロアイディアコンテストの優勝を踏まえて出場権を獲得した上記の大会ですが、全国各地から96チームが参加しました。例年全国大会は県大会よりも遥かにレベルが高く、見ているだけでもロボット製作の参考になるチームばかりでした。
 10月14日金曜日から青森県入りし、競技会場でロボットや工具類の搬送と荷解き、動作確認等を行いながら他のチームの様子も伺いました。翌15日土曜日は公式練習と開会式と競技者会議です。予選の順番と同じ時間に競技を開始しましたが、ロボットのトラブルで思うように得点は伸びませんでした。
迎えた16日日曜日の予選です。96チーム中上位32位以内が予選突破という厳しい条件でしたが、やはりロボットが思うように動作してくれず、残念ながら予選敗退となりました。
 しかしながら3年ぶりの全国大会開催で全員が初めての参加でした。他県の優れた様々な機構や、斬新なアイディアを目の当たりにして来年こそはもっと戦えるロボットを製作すると全員で誓いました。





山形県メカトロアイディアコンテスト 優勝

令和4年 9月24日(土) 会場 山形県立酒田光陵高等学校

このコンテストは全国高等学校ロボット競技大会へと続く県予選会を兼ねており、本校はこれまでに4回の全国大会出場を果たしてきました。今年は3年ぶりに全国大会が一堂に会しての開催となります。
今年度の課題は、手動操作ロボット1台と自動ロボット1台の計2台のロボットで、それぞれのロボットがパイプの上に載ってあるピンポン玉毎、所定の場所へ移動し設置する競技です。手動操作ロボットのエリアには30㎝程の段差が2段あり、そこを素早く昇降するかがポイントです。自動ロボットは競技終了後、得点が2倍になるスタートゾーンへ確実に戻れるかが鍵となります。
大会当日まで十分な準備と練習をしましたが、やはり全県から集まってくるロボットには素晴らしい機能を備えたロボットも多く、緊張の中での競技でした。競技結果は手動操作ロボットの方は練習での最高得点をマーク出来ましたが、残念ながら自動ロボットはその実力を発揮することは出来ませんでした。しかしトータルでは1位の得点となり優勝することが出来ました。
 優勝することは出来ましたが、今回の大会はベストパフォーマンスではなかったことから、全国大会に向けて十分な準備と練習を重ねたいと思います。








高校生ものづくりコンテスト山形県大会旋盤作業部門 2位

令和 4年 6月12日(日) 会場:山形県山形工業高等学校

この大会は、旋盤という工作機械を用いて金属材料を課題図面の通り、制限時間内に加工するという競技で、山形県大会を経て東北大会へつながるコンテストです。優勝者1名のみが東北大会の出場権を獲得するという厳しい条件ですが、本校は過去4度の優勝6度の東北大会出場を誇ります。
工作機械の素早い操作、正確に測定する技術、瞬時に加工寸法を計算する計算力等が求められますが、何よりも2時間という長い時間集中力を切らさずに作業する精神力が必要です。
大会当日まで練習を重ねましたが、大会会場にある旋盤は本校では所有しておらず、県立産業技術短期大学校庄内校へ出向き練習させていただきました。その結果本校の出場生徒は、優勝は逃したものの2位という結果でした。上位入賞は果たしたものの、優勝を逸した悔しさもあり喜べない結果でしたが、出場生徒はまだ2年次生なので、今後の技術向上に期待します。














メカニカル技術部の紹介です

 メカニカル技術部は次の3つの目標に向かって日々活動しています。

(1)ロボット競技会や各種コンテストに出場し、上位入賞を目指す。

(2)資格取得を奨励し、それぞれの技術技能の向上に努める。

(3)校内外の物品の製作や修繕を通じて学校や社会に貢献する。

この部活動を続けた卒業生は、県内外の様々な企業で活躍しています。また上級学校(大学等)に進学し、さらに『ものづくり』について深く学ぶ生徒もいます。

上記活動をするには金属の加工技術(穴加工・切断・組立て)、電子回路技術(電子回路設計・はんだ付け・電気配線)、ソフトウェア技術(プログラミング技術・センサー技術・3Dプリンター操作)等が必要です。当然最初は誰もできません。一から学んで自分の技術にするのです。

『ものづくり』は一つ一つの技術の積み重ねで、すぐには出来ません。過去には工業科以外の学科で入部した生徒もいましたし、3年次には部長まで務めた女子生徒もいました。それら部活動を続けたすべての生徒が、立派な技術者として卒業していきました。貴重な高校生活で、どれだけ自分が成長できるかぜひ入部して実感してみて下さい。


過去の活動実績(過去11年)

(1) 高校生ものづくりコンテスト旋盤作業部門山形県大会

出場11回(優勝4回・2位5回・3位1回)

(2) 高校生ものづくりコンテスト旋盤作業部門東北大会

出場6回(優勝1回)

(3) 高校生ものづくりコンテスト旋盤作業部門全国大会

出場1回(鹿児島県)

(4) メカトロアイディアコンテスト

出場11回(優勝2回・2位1回・3位4回・その他各賞3回)

(5) 全国高等学校ロボット競技大会

出場5回(石川県・山口県・秋田県・新潟県・青森県)

(6) やまがた高校生ロボットコンテスト

出場3回(2位2回)

(7) その他

技能五輪全国大会「旋盤」職種選手選考会 出場(滋賀県)

若年者ものづくり競技大会「旋盤」職種 敢闘賞(栃木県)

若年者ものづくり競技大会「フライス盤」職種 出場(福岡県)

全国高校生溶接技術競技会 出場(愛媛県)




2021年12月14日火曜日

令和3年度の活動をまとめました

 令和3年度の活動

やまがた高校生ロボットコンテスト出場 準優勝

令和3年10月23日(土) 会場:山形ビックウィング

この大会は山形新聞社主催の大会で、県内の工業学科設置校11校が参加しました。『環境』をテーマに、ペットボトルや空き缶、ピンポン玉をゴミに見立てて、それぞれ回収しての別々のゴミ箱に分別回収する課題です。

本校のチームは予選・決勝ともに満点でしたが、同じく満点を出したチームがあり、審査員の判定の結果、準優勝となりました。

第5回となるこの大会に昨年から参加しましたが、2回目の出場での準優勝は大きな自信となりました。このコンテストの模様は山形放送(YBC)で放映されました。


メカトロアイディアコンテスト 3位

令和3年 9月25日(土) 会場 山形県立酒田光陵高等学校
このコンテストは全国高等学校ロボット競技大会へと続く県予選会を兼ねており、本校はこれまでに4回の全国大会出場を果たしてきました。しかし昨今の新型コロナウィルス感染症拡大の影響から、全国大会はリモート大会になり、かつ出場校は各都道府県1校のみと、狭き門になりました。
課題は、1台のロボットで手動操縦と自動操縦を併せ持ったロボットが、ゴルフボールやバレーボール等を所定の位置まで運び設置するルールです。
本校のロボットは自動操縦が上手くいかず、残念ながら本来のパフォーマンスを発揮することが出来ませんでしたが、それでも手動操作のみで得点を重ね何とか3位入賞を果たしました。しかし本来の狙った形での競技にならず、悔いの残る大会でした。





高校生ものづくりコンテスト東北大会旋盤作業部門 出場

令和3年8月6日(金) 会場 山形県立村山産業高等学校
この大会は山形県予選会を経て全国大会へつながるコンテストです。
東北大会は、東北六県の代表各1名ずつと開催県枠1名の合計7名が競い合い、優勝者のみが全国大会へ出場できます。本校は山形県大会2位ながらも開催県枠での出場が叶いました。
課題は基本的には山形県大会と同様です。一度経験しているので、その分精神的には楽ですが、それはどの選手も同じです。
競技会当日は30度を超える暑さの中、また独特の緊張感の中、集中力を切らさずに時間内に課題を完成させることができました。しかし、さすが東北大会はレベルが高く、残念ながら入賞には至りませんでした。今後はこの大会までの練習で培った技術を他のコンテストや競技会等に生かせるものと思います。



高校生ものづくりコンテスト山形県大会旋盤作業部門 2位

令和3年6月13日(日) 会場:山形県立村山産業高等学校
この大会は山形県大会を経て東北大会へつながるコンテストです。本来であれば優勝者1名のみが東北大会の出場権を獲得するのですが、今年は東北大会が山形県開催ということで、上位2名が東北大会へ出場できます。
課題は旋盤という工作機械を用いて2時間かけて図面通りに金属を加工する個人競技です。工作機械の素早い操作、正確に測定する技術、瞬時に加工寸法を計算する計算力等が求められますが、何よりも2時間という長い時間集中力を切らさずに作業する精神力が必要です。
本校の生徒は練習通りに競技を進め、優勝は逃したものの2位で東北大会の出場権を獲得しました。今後は東北大会の上位入賞を目指し練習を続けます。

















メカニカル技術部の紹介です

 

メカニカル技術部は次の3つの目標に向かって日々活動しています。

(1)ロボット競技会や各種コンテストに出場し、上位入賞を目指す。

(2)資格取得を奨励し、それぞれの技術技能の向上に努める。

(3)校内外の物品の製作や修繕を通じて学校や社会に貢献する。

この部活動を続けた卒業生は、県内外の様々な企業で活躍しています。また上級学校(大学等)に進学し、さらに『ものづくり』について深く学ぶ生徒もいます。

上記活動をするには金属の加工技術(穴加工・切断・組立て)、電子回路技術(電子回路設計・はんだ付け・電気配線)、ソフトウェア技術(プログラミング技術・センサー技術・3Dプリンター操作)等が必要です。当然最初は誰もできません。一から学んで自分の技術にするのです。

『ものづくり』は一つ一つの技術の積み重ねが必要で、すぐには出来ません。過去には工業科以外の学科で入部した生徒もいましたし、3年次には部長まで務めた女子生徒もいました。それら部活動を続けたすべての生徒が、立派な技術者として卒業していきました。貴重な高校生活で、どれだけ自分が成長できるかぜひ入部して実感してみて下さい。


過去の活動実績(過去10年)

(1) 高校生ものづくりコンテスト旋盤作業部門山形県大会

出場10回(優勝4回・2位4回・3位1回)

(2) 高校生ものづくりコンテスト旋盤作業部門東北大会

出場6回(優勝1回)

(3) 高校生ものづくりコンテスト旋盤作業部門全国大会

出場1回(鹿児島県)

(4) メカトロアイディアコンテスト

出場10回(優勝1回・2位1回・3位4回・その他各賞3回)

(5) 全国高等学校ロボット競技大会

出場4回(石川県・山口県・秋田県・新潟県)

(6) やまがた高校生ロボットコンテスト

出場2回(2位1回)

(7) その他

技能五輪全国大会「旋盤」職種選手選考会 出場(滋賀県)

若年者ものづくり競技大会「旋盤」職種 敢闘賞(栃木県)

若年者ものづくり競技大会「フライス盤」職種 出場(福岡県)

全国高校生溶接技術競技会 出場(愛媛県)



 

 

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