10月28日(土)・29日(日)に福井県福井市で開催された第31回全国高等学校ロボット競技大会に山形県代表として参加してきました。
新幹線での移動、電車での旅も楽しいものです。
北は北海道、南は九州沖縄県から全96チームが集いこの年のロボットナンバーワンを決める大きな大会です。本校は27日(金)の朝早くから電車を乗り継ぎ、その日のうちに会場入りしました。受付終了後、ロボットの梱包を解いて試運転と調整をしました。輸送したロボットに異常は見当たらなく全員ホッとした気持ちで会場を後にしました。
福井駅前での記念撮影。恐竜の展示があちこちにあります。
28日(土)の予定は公式練習と開会式と競技者会議です。全チームが与えられた時間をフルに活用して練習と調整をしました。このころになると他のチームのロボットが気になりだし、自チームと違うアプローチでロボット製作に取り組んでいるチームに興味深々で見入っていました。また性能面でも素晴らしいロボットが多数見うけられ全国のレベルの高さを目の当たりにしました。
本校のロボット名は『くろまつくん』本校の校歌に由来します。
29日(日)はいよいよ競技当日です。96チーム中32チームが予選通過という全体の3分の1しか予選突破できない厳しいルールです。本校は4回目の競技順でしたが、その目の前では高得点をとるチームや失敗して悔しがっているチーム等様々なロボットのドラマがありました。
いよいよ本校の競技順になり、競技時間の3分間が始まりました。しかし本校のロボットは競技スタートしたのに動きません、慌ててリスタート(再スタート)を申し出て電源系統を調整すると動作しました。その後無事競技に入れましたが、40秒のロスがありました。
その後の競技は練習通り順調に得点を重ねましたが、最初の40秒のロスが響き予選順位は96チーム中42位で予選敗退となりました。競技会に『もし』は存在しませんが、あの40秒のロスが無ければ・・・とどうしても考えてしまします。
しかしながら今回の得点は予選である山形県大会の本校の得点を大きく上回り、また山形県代表チームの中でも最上位でした。今回は予選突破を果たすことは出来ませんでしたが、次年度こそ7回連続の全国大会出場を果たした上で、本校初の予選突破を果たしたいと思います。
楽しみな夕食。今夜のメニューはしゃぶしゃぶです。
帰りは石川県金沢市にちょっと寄り道。金沢駅前で記念撮影。